“予防的乳房切除+再建術を受ける決断をした理由”
についての論文が
(PRS、138: 29, 2016)
雑誌PRS(こちら)に掲載されていました。
片側の乳がんと診断され、さらに同時に
対側(健側)乳房を乳がんの予防目的で切除し、
乳房再建術を受ける決断をした患者さん
を対象に調査した結果です。
この研究で興味深いのは、
調査対象者から
乳がんになりやすい遺伝子を持つ人を除外
している点です。
BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異を持つ方は
乳がんになりやすいため
予防的に乳房を切除することで
乳がんの発症リスクが減少すること
は証明されています(こちら)。
さて、前述の論文の結果ですが
予防的乳房切除+再建術を受ける決断
をした一番の理由は
やはり
乳がんを発症することへの恐れ
です。
予防的乳房切除術と乳房再建を同時に行うと
より対称的な形に仕上げることができますが
そのことは、決断の理由の2番目でした。
昨日の手術は乳房リフト+豊胸
患者さんが持参した内服薬
元来は、神経痛に対する薬のようですが
吐き気止めの効果もあるようですので
当院でも使ってみたいと思います。
(PRS、138: 29, 2016)
雑誌PRS(こちら)に掲載されていました。
片側の乳がんと診断され、さらに同時に
対側(健側)乳房を乳がんの予防目的で切除し、
乳房再建術を受ける決断をした患者さん
を対象に調査した結果です。
この研究で興味深いのは、
調査対象者から
乳がんになりやすい遺伝子を持つ人を除外
している点です。
BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異を持つ方は
乳がんになりやすいため
予防的に乳房を切除することで
乳がんの発症リスクが減少すること
は証明されています(こちら)。
さて、前述の論文の結果ですが
予防的乳房切除+再建術を受ける決断
をした一番の理由は
やはり
乳がんを発症することへの恐れ
です。
予防的乳房切除術と乳房再建を同時に行うと
より対称的な形に仕上げることができますが
そのことは、決断の理由の2番目でした。
昨日の手術は乳房リフト+豊胸
患者さんが持参した内服薬
元来は、神経痛に対する薬のようですが
吐き気止めの効果もあるようですので
当院でも使ってみたいと思います。
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