Dr. Kenの “ゼロより1” 日記

沖縄県那覇市久茂地 タイムスビル6階にある 形成外科KCの院長、Dr. Kenのブログです。

本来の姿が修飾されて臨床診断が難しい

状況は、珍しくありません。


紅いしこり
本来の姿が修飾されて臨床診断が難しい
周囲にひっかき傷があり

腫瘍の表面にも
本来の姿が修飾されて臨床診断が難しい
びらんと薄いカサブタ

が見られ、時に出血していたとのこと。



臨床診断

化膿性肉芽腫こちら

として、切除、病理検査に出しました

が、

POROMA=汗孔腫(こちらガ-ン

とのこと

確かに、あり得る

納得の結果ではあります。



紅いしこりを見たら、両者は確実に

鑑別診断に挙げなければなりません。コレ!




Villa Ephrussi de Rothschild at Nice, France
本来の姿が修飾されて臨床診断が難しい



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