85歳で眼瞼下垂の手術を受けて、その6年後に
Iさんが再受診しました。
まぶたが少し下がってきたと言うことでした。
手術前ほどではないものの
確かに、眼瞼下垂の再発が見られます。
91歳を越えて、若干足腰が衰えてきたものの
難聴なし、頭脳明せき
積極的に、再手術を希望しました。
二度目の手術は、
どの部位でも瘢痕(キズあと)のため
操作が難しくなるものです
が
Iさんの場合は、初回手術時の様に
瘢痕組織がほとんど見られませんでした
(生々しいですが、ご容赦)
中央の白い部分が眼瞼挙筋腱膜、
青いのが固定に使った糸です。
(心臓バイパス手術と同じ非吸収性の糸を使用)
年齢と共に伸びて、ずれてきた腱膜を
再度、良い位置に戻して
固定しました。
形成外科医として長くメスを握ってきても
90歳以上の方を手術する機会は、そうありません。
経験的に、高齢者は概して
キズの治りが良い、
キズ痕が目立たないものです
が
今回、改めて実感しました。
まぶたが少し下がってきたと言うことでした。
手術前ほどではないものの
確かに、眼瞼下垂の再発が見られます。
91歳を越えて、若干足腰が衰えてきたものの
難聴なし、頭脳明せき
積極的に、再手術を希望しました。
二度目の手術は、
どの部位でも瘢痕(キズあと)のため
操作が難しくなるものです
が
Iさんの場合は、初回手術時の様に
瘢痕組織がほとんど見られませんでした
(生々しいですが、ご容赦)
中央の白い部分が眼瞼挙筋腱膜、
青いのが固定に使った糸です。
(心臓バイパス手術と同じ非吸収性の糸を使用)
年齢と共に伸びて、ずれてきた腱膜を
再度、良い位置に戻して
固定しました。
形成外科医として長くメスを握ってきても
90歳以上の方を手術する機会は、そうありません。
経験的に、高齢者は概して
キズの治りが良い、
キズ痕が目立たないものです
が
今回、改めて実感しました。
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