Dr. Kenの “ゼロより１” 日記

見た目は、まだしも、

経過からは想像できなかった

石灰化上皮腫

でした。




まぶたのしこり



患者さんの記憶では

2ヶ月前までは、何も無かったとのこと

第一印象としては汗腺系の腫瘍

でしたが

結果は

石灰化上皮腫だったのです。




このブログの中でも

石灰化上皮腫（こちら）

については、頻繁に取り上げました。



理由は、

発症頻度が高いこと

病歴と外見のバリエーションに富んでいる

からです。




石灰化上皮腫の中には

腫瘍の周囲に漿液を貯めて

水疱様の外観を見せることがあります。


類推するに、この症例でも

以前から小さなしこりがあり

数ヶ月前から同様の反応が生じたのでは

と考えました。





付録：2年ぶりにボトックス希望で来院したUさん

その間にとてもキュートな赤ちゃん

を授かっていました。

そして、母乳も終了し

晴れて眉間のしわの治療を受けることができたのです。