“見た目”では多くの鑑別診断が挙がるしこり 2015年11月17日 23:59 カテゴリー │しこり│通勤風景 と言えます。 大腿部の暗褐色のしこり 境界明瞭、表面には痂皮(カサブタ)が付着 そこで、視診のみから鑑別すべき疾患を挙げれば 色素性母斑(ホクロ) 脂漏性角化症(老人性イボ) 付属器腫瘍(エクリン汗孔腫) 悪性腫瘍(悪性黒色腫、基底細胞癌) 血管腫 化膿性肉芽腫 です。 現病歴は、 “6ヶ月前に気づく、そして徐々に増大中” そこで、臨床診断の一番に挙がるのが 化膿性肉芽腫 病理検査では 被角血管腫 との報告 なるほど、それでもコメントを見ると “枯れつつある化膿性肉芽腫” でも良いのではと思いました。 付録:朝の通勤中、久茂地川の橋上で何かに一生懸命な人の姿 見ると、なんとカゴで“カニ”を採取 このカニは、その後どこへ タグ :しこり被角血管腫化膿性肉芽腫病理検査久茂地川 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧