経験に頼って診断を誤ったしこり 2015年08月24日 23:17 カテゴリー │しこり もあります。 被髪頭部に “小さなしこり” があるとのことでしたが 表面からはまったく分かりません。 患者さんが示した部分には 触れると確かにしこりがあり 境界は明瞭で、やや硬い、比較的深部に触れました。 普通の粉瘤のように ”へそ”はありませんし、 皮膚にも接していないうえに 摘出したしこりも こんな見た目でしたので 経験に基づいて ”混合腫瘍” の臨床診断で病理検査に提出しました。 ところが、結果は 嚢腫壁に”顆粒層”を認める ”粉瘤=類表皮のう腫” 意外です。 読み過ぎハズレ 台風15号、意外と風が強かったですね。 でも、急ぎ足の台風で良かったです。 タグ :しこり粉瘤類表皮のう腫皮膚混合腫瘍混合腫瘍病理検査 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧