意外な最終診断となった皮角様のしこり 2015年07月24日 20:32 カテゴリー │しこり でした。 顔面の限局したしこり 突出する皮角様のできもので 臨床診断として考えた 尋常性疣贅=ウイルス性イボ は、高い確率で正解だろうと思っていました。 切除標本を しっかり観察しても考えを変えませんでした が 病理結果は 乳頭状汗管嚢胞腺腫(こちら) はじめて見るような長い病名 完全に外れました。 コメントを読むと 組織学的に特徴のある腫瘍のようです。 このような場合、 見た目と顕微鏡所見の相関性をインプットするために プレパラートを取り寄せるようにしています。 また、引き出しが増えました。 で タグ :しこり皮膚付属器腫瘍汗腺腫瘍乳頭状汗管嚢胞腺腫皮膚腫瘍 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧