診察をきちっとすることで、正しい診断へ 2015年03月31日 19:05 カテゴリー │しこり 導くことができます。 下顎部のやや陥凹した硬いしこり 痛みはありません 「い〜」と口角を広げてもらうと 陥凹がさらに目立ちます。 この所見から、しこりは “根がある”=深部にしっかり固定されている ことが予想されます。 そこで、超音波検査を行うと しこりが下顎骨まで連続している と判断しました。 口腔内を見ると しこりの近くに齲歯(虫歯)があり ”外歯瘻”(こちら) と診断しました。 外歯瘻を診断した場合 形成外科医だけで根治させることはできません。 できることは化膿が重症であれば 切開、排膿して、その後に 歯科医に責任病巣(齲歯)の処置を依頼することになります。 付録:モナコに滞在中、素晴らしい天気に恵まれました タグ :しこり外歯瘻虫歯齲歯モナコモンテカルロ Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧