”臨床診断の引き出し”を増やしてくれる病理診断 2015年01月26日 19:17 カテゴリー │しこり には、いつも感謝しています。 臀部のしこり 表面からやや隆起し、触れると軟らかく、境界は不明瞭 切り取ったもの 肉眼的には脂肪の塊 (写真は、あえて白黒にしています) 病理診断 表在性皮膚脂肪腫性母斑 教科書では ”脂肪細胞が真皮内で異所性に増殖し, 直径数 cm までの軟らかい黄色結節を生じる 先天性のものと成人にな って生じるものがある.” となっています。 皮膚も一部付けて切り取り 検体を提出したので 正確な病理診断が下せたものと思います。 この報告書を見るまで 私の引き出しにはなかった診断名です。 いつ同じしこりに出会うか分かりませんが 次は、きちっと診断できるでしょう。 付録:日中はとても心地良い天気 久々にのんびり過ごせました。 タグ :しこり表在性皮膚脂肪腫性母斑脂肪腫母斑病理検査 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) 頭部の大きなしこり+禿髪、その原因は(2023-11-20 09:03) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧