Dr. Kenの “ゼロより1” 日記

沖縄県那覇市久茂地 タイムスビル6階にある 形成外科KCの院長、Dr. Kenのブログです。

化膿が進行した粉瘤は、麻酔が効きにくい

うえに、手術の難易度が高くなります。


例えば背部の大きな粉瘤
化膿が進行した粉瘤は、麻酔が効きにくい
少なくとも5年前には気づいていたようですが

例によって、痛くも痒くもなく

放置していたために

結局、感染を起こして、痛みがでて、膿も出てきたため

来院となりました。うわーん




局所麻酔を十分量使用しますが

炎症(化膿)を起こした組織は、

経験的に麻酔の効きが悪いように感じます。ガ-ン




それでも、これまでも紹介してきた

くりぬき法こちら

を駆使して、たとえ化膿して袋(のう腫)が破裂していても

ドクターキム(こちら)の助けもかりて

粉瘤の全摘出をいつも心がけています。



上の写真の方も
化膿が進行した粉瘤は、麻酔が効きにくい
小さな切開から、すべて取り切れた手応えがありました。



翌日
化膿が進行した粉瘤は、麻酔が効きにくい
何事もなかったかのように、腫れも軽減しています。
註:術前との比較のために、左下の小さなできもの(←で示した)を見て下さい。



くどいようですが

しこりを見つけたら

早めの受診をお勧めします。コレ!


Dr. Kenからのお願いでした。(*^^)/


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