Dr. Kenの “ゼロより１” 日記

と思ってきました」

と

Zさんは診察前にひと言。



これとは

グロームス腫瘍（こちら）

のことです。



押すと痛い、不快な症状が数年におよぶ中

インターネット検索で、このブログにたどり着いたのです。



診察でも

強くグロームス腫瘍を疑うものでしたが

病変が小さいため超音波検査で捕らえられません。



MRI検査でしこりを確認する方法もありますが

専門家がこだわって撮影しないと、しっかり描出するのは困難です。




できれば客観的な裏付けをもとに治療したいのでが

ご本人しか分からない

"存在の確信”

と

外科医の確信

のもと手術に踏み切りました。



案の上、しこりは存在しました。




そして、手術後の診察に来たZさんがひと言

「実は、15年前にも先生に陥入爪の手術してもらいました」

？

「そのときに、先生が『自分の娘にも、同じ手術をした』と話していたことを、思い出したのです。」

！

「そうだったんですか」

Zさんの記憶力のすごさもさることながら

インターネットを介して15年ぶりに繋がったことに

縁を感じました。





付録：先週土曜日の形成外科KC、歓送迎会
出会いと別れ、すべてが"縁”です。