触れただけでは分からない複雑な形のしこり 2014年02月07日 23:56 カテゴリー │しこり のひとつが 神経線維腫 です。 わずかな盛り上がり が眉の内上方に見えます。 数年前に気づいたものの、特に痛みやしびれなどの自覚症状はありません。 明らかにしこりを触れますが 境界はあまりはっきりしません。 切除してみると 数珠状に連なる腫瘍が塊を成していました。 予想以上に腫瘍が広範囲におよんでいました が 肉眼的に神経線維腫の一種であると確信し、 また、悪性である可能性も低いので深追いはしませんでした。 病理検査では やはり、神経線維腫(nodular plexiform neurofibroma)でした。 手術中に潔く"撤退”を決断することも 外科医の要件です。 タグ :しこり神経線維腫神経線維腫症レックリングハウゼン病 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) 頭部の大きなしこり+禿髪、その原因は(2023-11-20 09:03) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧