Dr. Kenの “ゼロより１” 日記

のは、なぜか

その理由が分かりました。

新規導入したレーザー、ジェントルマックスプロの院内講習会で


爪水虫用の照射設定で

実際に足ゆびの爪に当ててみました。
（写真は邦子先生が被験者｛註：爪はきれいなピンク色でした｝になっているところ、何度も“アガ”「痛い」と言っていました）


私自身の爪にも照射してもらいましたが

熱い！

やはり“水"に吸収される波長のレーザー光で発生する熱により水虫菌がダメージを受ける

ということが実感できました。


ただし、レーザーは未だ爪水虫治療の主流ではありません。


治療前


６ヶ月間の内服治療後1年

爪の混濁が完全にとれています。

このように爪水虫治療の第一選択は内服です。

それでも、肝臓が弱い方やすでに大量の薬を飲んでいる方は、内服治療できないこともあります。


月に1回、短時間の治療で済むレーザーは、内服できない方の選択肢になります。


レーザーは"痛み”が難点ですが、継続しやすく、効果の高い照射方法を工夫していきたいと思います。