キズあとを目立たなくする方法のひとつがZ形成術
であることは以前のブログでも紹介しました(こちら1,2)。
一般に言われる "目立つキズあと” を専門用語では「ケロイドまたは肥厚性瘢痕」と呼びます(こちら)。
ケロイドと肥厚性瘢痕の治療は形成外科医であるかぎり挑まなければいけない永遠の敵です。
メスを握ってこれら問題を解決していくのが外科医ですが、
メスで挑んではいけないもの(大部分のケロイド)をきちっと判断しなくてはいけません。
一方、メスで確実に改善させることができるキズあとがあるのも事実です。
例えば顔面のやけど後にできた肥厚性瘢痕(盛り上がったキズあと)
何ヶ月経過をみても、盛り上がりは一向に改善しませんでした。
Z形成術という、形成外科の基本手技
を応用することでキズあとの突っ張る方向を変化させました。
するとみるみる盛り上がりは改善
手術3ヶ月後の状態です。
キズあとの治療に当たっては
原因
年齢
部位
経過、期間
突っ張りがあるか否か
他部位のキズあとの治り方
などを判断材料に、
メスを入れることで確実に改善できるか、
できるとしたらどのような方法か、
を検討していきます。
知恵、想像力、そして工夫とテクニックで実行するのが形成外科の醍醐味です。
一般に言われる "目立つキズあと” を専門用語では「ケロイドまたは肥厚性瘢痕」と呼びます(こちら)。
ケロイドと肥厚性瘢痕の治療は形成外科医であるかぎり挑まなければいけない永遠の敵です。
メスを握ってこれら問題を解決していくのが外科医ですが、
メスで挑んではいけないもの(大部分のケロイド)をきちっと判断しなくてはいけません。
一方、メスで確実に改善させることができるキズあとがあるのも事実です。
例えば顔面のやけど後にできた肥厚性瘢痕(盛り上がったキズあと)
何ヶ月経過をみても、盛り上がりは一向に改善しませんでした。
Z形成術という、形成外科の基本手技
を応用することでキズあとの突っ張る方向を変化させました。
するとみるみる盛り上がりは改善
手術3ヶ月後の状態です。
キズあとの治療に当たっては
原因
年齢
部位
経過、期間
突っ張りがあるか否か
他部位のキズあとの治り方
などを判断材料に、
メスを入れることで確実に改善できるか、
できるとしたらどのような方法か、
を検討していきます。
知恵、想像力、そして工夫とテクニックで実行するのが形成外科の醍醐味です。
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