不思議な現象、ケロイドの拡大方向 2012年10月02日 02:05 カテゴリー │形成外科エピソード には規則性があります。 腰部から臀部にかけてのケロイドです。 3カ所にケロイドがあります。 もともとは虫さされのような小さなできもの からできたものです。 不思議なことに どれも斜めのほぼ一定方向 に拡大しています。 指を伸ばすように拡がって 中央部分が平たくなっていく のもケロイドの特徴です。 なぜこのような広がり方をするのか 理由は、はっきり分かっていません。 写真のケロイドはすべて、 体表面のランガー線 と呼ばれる皮膚割線に 垂直に拡大していますが・・・。 前胸部は水平方向に、 三角筋部も腕を広げた状態では 水平方向に伸びていきます。 タグ :ケロイドランガー線肥厚性瘢痕ケロイド体質皮膚割線 Tweet 同じカテゴリー(形成外科エピソード)の記事 まぶたの血管腫、切除後16年の経過(2024-04-20 12:36) 頬の日光性角化症、切除後2年の経過(2024-03-31 14:01) 鼻背部の日光性角化症、双葉皮弁で再建後10ヶ月の経過(2024-03-04 17:40) 前額の赤み(紅斑)、実は皮膚がん(2024-02-29 08:53) 耳ケロイド、切除後8ヶ月の経過(2024-01-31 17:55) 鼻のホクロ、実は皮膚がん(2023-12-15 17:55) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧