看護麻酔師
とは、麻酔科医の監督のもと麻酔を行う看護師のことです。
米国では150年の歴史がある職業で、看護師が麻酔専用の訓練を受けて得られる資格で、正確にはCertified Registered Nurse Anesthetist (CRNA;看護麻酔師)と呼ばれています(くわしくはこちら)。
残念ながら、日本には未だこのような資格制度はありません。
先日、静脈麻酔を始めようとしたところ患者のNさんが、薬は何を使うか、気道(エアーウェイ)はどのように確保するのか、詳しい返事を求めてきました。
そこで具体的に静脈麻酔の中身(ミダゾラム、ケタミン、プロポフォール)と、気道の確保に特別な器具は使用しないことを伝えました。
(当院で行っている静脈麻酔については以前のブログをご覧下さい 1,2)
翌日、Nさんの職業を聞いたところ前述の「看護麻酔師」だと教えてくれました。
なるほど、それであのような質問があったわけですね。
処置のあとに、自分が受けた麻酔の感想を教えてくれました。
「予想していたより、ずっと心地良かった」と。
現役「看護麻酔師」からの言葉に、改めて試行錯誤の末にたどり着いた麻酔法の良さを実感しました。
米国では150年の歴史がある職業で、看護師が麻酔専用の訓練を受けて得られる資格で、正確にはCertified Registered Nurse Anesthetist (CRNA;看護麻酔師)と呼ばれています(くわしくはこちら)。
残念ながら、日本には未だこのような資格制度はありません。
先日、静脈麻酔を始めようとしたところ患者のNさんが、薬は何を使うか、気道(エアーウェイ)はどのように確保するのか、詳しい返事を求めてきました。
そこで具体的に静脈麻酔の中身(ミダゾラム、ケタミン、プロポフォール)と、気道の確保に特別な器具は使用しないことを伝えました。
(当院で行っている静脈麻酔については以前のブログをご覧下さい 1,2)
翌日、Nさんの職業を聞いたところ前述の「看護麻酔師」だと教えてくれました。
なるほど、それであのような質問があったわけですね。
処置のあとに、自分が受けた麻酔の感想を教えてくれました。
「予想していたより、ずっと心地良かった」と。
現役「看護麻酔師」からの言葉に、改めて試行錯誤の末にたどり着いた麻酔法の良さを実感しました。
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