ケロイド
の治療については以前にも紹介しました(こちら1,2)。
ケロイドの好発部位である前胸部や肩にある場合には、外科的切除はほとんど行いません。高率に再発するからです。
治療の前に、常に次の事をお話しするようにしています。
形成外科KCでの具体的な治療は、ステロイド剤の局所注射と抗アレルギー剤(唯一ケロイドの治療で保険適応になっている薬剤)の内服です。前者は、月に1回の注射を繰り返し、後者は、6ヶ月以上継続して内服します。
初回は、硬いケロイドの中に注射しますので、かなりの痛みを伴いますが、回数を重ねる毎に柔らかくなり痛みも軽くなります。私自身、注射時の抵抗が軽減することを通じてケロイドの改善を直に感じます。
ケロイドの好発部位である前胸部や肩にある場合には、外科的切除はほとんど行いません。高率に再発するからです。
治療の前に、常に次の事をお話しするようにしています。
「ケロイド、特に前胸部や肩にある場合の治療目標は、それを消すことではなく、まず進行を抑えることです。うまくいけば痒みや痛みの症状を和らげ、盛り上がりや赤み、硬さを改善することができます。」
形成外科KCでの具体的な治療は、ステロイド剤の局所注射と抗アレルギー剤(唯一ケロイドの治療で保険適応になっている薬剤)の内服です。前者は、月に1回の注射を繰り返し、後者は、6ヶ月以上継続して内服します。
初回は、硬いケロイドの中に注射しますので、かなりの痛みを伴いますが、回数を重ねる毎に柔らかくなり痛みも軽くなります。私自身、注射時の抵抗が軽減することを通じてケロイドの改善を直に感じます。
前胸部ケロイド治療前
ステロイド剤2回局注後
ステロイド剤5回局注後
肉眼的にも明らかに改善しています。痒みもほとんどありません
ステロイド剤2回局注後
ステロイド剤5回局注後
肉眼的にも明らかに改善しています。痒みもほとんどありません
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