手術用メス
のトリビアを紹介します。
先日、10年以上前に読んでいて記憶の片隅に残っていた文献をやっと見つけました。
というと大袈裟ですが、その文献とは外科医にとって一番の道具である「メス」ついて書かれたものです。
外科医が使うメスには、形や大きさに応じて番号が振られています。ですから手術の前に「今日は・・番メスを用意して下さい」などと、看護師にお願いします。また、メスは基本的に替え刃になっていて、キレが悪くなるとメスホルダーから外して新品に変えます。メスホルダーもメスの大きさに応じて異なります。私が、日頃使うのは11番と15番ですが、10番、12番、20番を使ったこともあります。
以前から不思議に思っていた謎が、この文献の中で解き明かされているのです。
不思議その1:一桁の番号のメスがない
不思議その2:メスの番号に連続性がなく、番号と形・大きさに規則性がない
先日、10年以上前に読んでいて記憶の片隅に残っていた文献をやっと見つけました。
というと大袈裟ですが、その文献とは外科医にとって一番の道具である「メス」ついて書かれたものです。
これが文献のタイトルです。
外科医が使うメスには、形や大きさに応じて番号が振られています。ですから手術の前に「今日は・・番メスを用意して下さい」などと、看護師にお願いします。また、メスは基本的に替え刃になっていて、キレが悪くなるとメスホルダーから外して新品に変えます。メスホルダーもメスの大きさに応じて異なります。私が、日頃使うのは11番と15番ですが、10番、12番、20番を使ったこともあります。
実際には、次の写真の様にメスにはたくさんの種類があります。
以前から不思議に思っていた謎が、この文献の中で解き明かされているのです。
不思議その1:一桁の番号のメスがない
答え:一桁の番号はメスホルダーに振られている。
不思議その2:メスの番号に連続性がなく、番号と形・大きさに規則性がない
答え:メス番号の割り振りに特別の規則性はない。替え刃方式のメスを開発したMorgan Parker氏(次の写真)が思いつきできめたとのこと。
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