しこり(79)
の中で記憶に残るエピソードのひとつは、1歳になって歩き始めたばかりの息子の鼠径部にしこり(というより膨らみ)を見つけたことです。曲がりなりにも外科医になって5年を経過していましたので、すぐに鼠径(そけい)ヘルニアと診断できました(実際の鼠径ヘルニアの写真はこちらをご覧下さい)。
一般外科医のころはこども、大人問わず鼠径ヘルニアの手術は数多く経験しました。しかし、息子のヘルニアを見つけた当時は大学で形成外科の研修中のため、自分で手術するというわけにもいかず松山赤十字病院の小児外科の先生にお願いしました。術前検査含め1週間の入院でしたが、切開創も真皮の連続縫合という特殊な方法で丁寧に縫われていたのを覚えています。
小学生になったころキズを見ましたが、ほとんど見分けがつきませんでした。成人した今は確認することもできませんが、おそらく本人はキズがあることすら知らないかもしれません。
小児の鼠径ヘルニアの発生率は1〜5%と決して稀ではありません。見つけたら早めに手術した方が良いと思います。詳しい情報は小児外科学会のHPをご覧下さい。
一般外科医のころはこども、大人問わず鼠径ヘルニアの手術は数多く経験しました。しかし、息子のヘルニアを見つけた当時は大学で形成外科の研修中のため、自分で手術するというわけにもいかず松山赤十字病院の小児外科の先生にお願いしました。術前検査含め1週間の入院でしたが、切開創も真皮の連続縫合という特殊な方法で丁寧に縫われていたのを覚えています。
小学生になったころキズを見ましたが、ほとんど見分けがつきませんでした。成人した今は確認することもできませんが、おそらく本人はキズがあることすら知らないかもしれません。
小児の鼠径ヘルニアの発生率は1〜5%と決して稀ではありません。見つけたら早めに手術した方が良いと思います。詳しい情報は小児外科学会のHPをご覧下さい。
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