爪(4)
のトラブルで当院を受診される方のうち、最も多いのが「巻き爪」です。
今日も、Aさんが1ヶ月毎の人工爪のお直しのため来院されました。
持病もあり車椅子で通院されています。Aさんのお話しです。かかりつけの内科クリニックには、爪切り名人の看護師さんがいらっしゃるそうです。ところが、その名人をしてもAさんの爪だけは、うまく切ることができなかったとのことです。実は、爪切りがうまく操作できないほど巻き爪変形(「かたつむりつめ」と呼ばれていたとのこと)が高度だったのです。
Aさんが当院に紹介されたのが6ヶ月前で、今では見違えるほど綺麗になったので、その「爪切り名人」の看護師さんも、Aさんが外来に来る度に自分のことのように喜んでいると話してくれました。
今日も、Aさんが1ヶ月毎の人工爪のお直しのため来院されました。
持病もあり車椅子で通院されています。Aさんのお話しです。かかりつけの内科クリニックには、爪切り名人の看護師さんがいらっしゃるそうです。ところが、その名人をしてもAさんの爪だけは、うまく切ることができなかったとのことです。実は、爪切りがうまく操作できないほど巻き爪変形(「かたつむりつめ」と呼ばれていたとのこと)が高度だったのです。
Aさんが当院に紹介されたのが6ヶ月前で、今では見違えるほど綺麗になったので、その「爪切り名人」の看護師さんも、Aさんが外来に来る度に自分のことのように喜んでいると話してくれました。
Aさんの治療経過を示します。爪白癬も認めたので内服治療も並行して行いました。
KC法による巻き爪の第一歩は、できるだけ爪をうすく削ること(爪甲剥削)です。写真は、爪甲剥削後1週間後の状態です。薄くすると自然にかなりのところまで平坦化します。
爪甲剥削が十分なので、爪の下面に小さな綿を入れるなどして、さらに爪の平坦化を図り、アクリル樹脂を塗って固めていきます(人工爪作成)。直後の状態です。
その後、月に一度の割で通院して、人工爪を治していきます。巻き爪変形が強いときは、途中で爪甲を薄くしてさらに爪の平坦化を図ります。
巻き爪をKC法で治療するととに爪白癬に対する内服薬を開始して5ヶ月後の状態です。
巻き爪変形はもとより、爪の混濁も明らかに改善しています。
KC法による巻き爪の第一歩は、できるだけ爪をうすく削ること(爪甲剥削)です。写真は、爪甲剥削後1週間後の状態です。薄くすると自然にかなりのところまで平坦化します。
爪甲剥削が十分なので、爪の下面に小さな綿を入れるなどして、さらに爪の平坦化を図り、アクリル樹脂を塗って固めていきます(人工爪作成)。直後の状態です。
その後、月に一度の割で通院して、人工爪を治していきます。巻き爪変形が強いときは、途中で爪甲を薄くしてさらに爪の平坦化を図ります。
巻き爪をKC法で治療するととに爪白癬に対する内服薬を開始して5ヶ月後の状態です。
巻き爪変形はもとより、爪の混濁も明らかに改善しています。
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