しこり(3) 2010年03月31日 23:43 カテゴリー │しこり は、身体のどの部位にできてもおかしくないと話しましたが、特に手指のできもので特徴的なのは、腱鞘巨細胞腫と呼ばれる病変です。難しい病名ですが、良性の腫瘍で手指にできるできものの中でも、決して稀なしこりではありません。 例によって、痛みやしびれなどの症状がほとんどないため、かなり大きくなってから、来院される方が多いようです。しかし、部位的に重要な血管・神経・腱がありますので、できるだけ小さいときに切除した方が、術後の後遺症が少なくて済むのは、言うまでもありません。 環指腱鞘巨細胞腫 術後1週間 タグ :腱鞘巨細胞しこり腫瘍形成外科形成外科KC Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧