切ってはいけないしこり 2016年07月12日 23:58 カテゴリー │しこり のひとつが 耳介水腫 であることは、これまでも紹介してきました。(こちら) 耳のしこり どこに病変があるか、わかりますか。 異常のない反対の耳と比較すると どうでしょう? そうです 左の写真、 耳甲介腔(矢印で囲んだ部分) と呼ばれる部分が腫れているのが 分かります。 特に誘因となるような外傷の既往はなく、 痛みもないため、 患者さんもいつ頃から生じたのか 覚えていないとのこと。 超音波検査で 耳介軟骨上に低エコーの病変を認め 耳介水腫 と診断しました。 治療は、 穿刺吸引して (内容物は、淡褐色の漿液) 枕木固定で圧迫し 1週間後に固定を除去します。 きれいに接着しているのが分かります。 タグ :しこり耳介軟骨耳介水腫耳介血腫 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 被髪頭部の粉瘤、くり抜き法で治療後10日の経過(2024-07-19 17:41) 前腕のしこり、特徴的な外観から診断(2024-07-03 23:35) まぶたのできもの、石灰化上皮腫か?(2024-06-28 18:58) 背部のしこり、弾性線維腫、切除後7年の経過(2024-06-22 17:04) 前腕のしこり、意外な病理診断(2024-05-22 16:34) イボ様のできもの、その本体は(2024-05-10 17:07) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧