1年以上続く、顔面皮膚の赤み 2016年04月09日 23:59 カテゴリー │形成外科エピソード を訴えて、Jさんが6年ぶりに来院しました。 右頬の赤み? どこか分かりますか 矢印の先に境界が比較的明瞭な 円形の赤み(紅斑)が見られます。 1年以上持続する 職業柄、日々、日光曝露時間が長い 壮年の白人男性に生じたした病変ということで 日光性角化症(こちら) を疑い、切除して病理検査を行いました。 結果は、案の上 日光性角化症=皮膚がんの一種 幸いにして、ごく初期だったので 今回の検査上も、しっかり病変部分は 切除されていました。 ちなみに6年前の写真には 紅斑はまったくありませんし その間に、紫外線ダメージが 肌にしっかり出てきています。 今後は、外出時の紫外線対策を 十分行うように お話ししました。 タグ :紫外線日光性角化症皮膚ガン扁平上皮ガン Tweet 同じカテゴリー(形成外科エピソード)の記事 まぶたの血管腫、切除後16年の経過(2024-04-20 12:36) 頬の日光性角化症、切除後2年の経過(2024-03-31 14:01) 鼻背部の日光性角化症、双葉皮弁で再建後10ヶ月の経過(2024-03-04 17:40) 前額の赤み(紅斑)、実は皮膚がん(2024-02-29 08:53) 耳ケロイド、切除後8ヶ月の経過(2024-01-31 17:55) 鼻のホクロ、実は皮膚がん(2023-12-15 17:55) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧