全身疾患の可能性を示すしこり
のひとつと言えます。
右顎のしこり
正常色でやや隆起した
軟らかい病変です。
臨床診断としては
神経線維腫、付属器腫瘍、脂腺のう腫、粉瘤、脂肪腫などが
考えられます
が
病理診断は
ムチン沈着症でした。
ムチン沈着症:
ムチン(ムコ多糖類とコア蛋白の複合体から 構成され,線維芽細胞で産生される)
が皮膚に沈着する疾患の総称
以下、分類
さらに、教科書的には
“ムチン沈着は、
膠原病の皮膚病変でもみられやすいほか,
甲状腺 疾患や糖尿病,腫瘍などを誘因として
特徴的な皮疹を生じる”
とあるので、基礎疾患の検索も必要になります。
右顎のしこり
正常色でやや隆起した
軟らかい病変です。
臨床診断としては
神経線維腫、付属器腫瘍、脂腺のう腫、粉瘤、脂肪腫などが
考えられます
が
病理診断は
ムチン沈着症でした。
ムチン沈着症:
ムチン(ムコ多糖類とコア蛋白の複合体から 構成され,線維芽細胞で産生される)
が皮膚に沈着する疾患の総称
以下、分類
1. 浮腫性硬化症 scleredema
2. 汎発性粘液水腫 generalized myxedema
3. 脛骨前粘液水腫 myxoedema circumscriptum praetibiale (symmetricum basedowiana thyreotoxicum)
4. 粘液水腫性苔癬 lichen myxedematosusまたは丘疹性ムチン沈着症mucinosis papulosa
5. 網状紅斑性ムチン沈着症 reticular erythematous mucinosis;REM
6. 毛包性ムチン沈着症mucinosis follicularis またはムチン沈着性脱毛症alopecia mucinosa
さらに、教科書的には
“ムチン沈着は、
膠原病の皮膚病変でもみられやすいほか,
甲状腺 疾患や糖尿病,腫瘍などを誘因として
特徴的な皮疹を生じる”
とあるので、基礎疾患の検索も必要になります。
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