濃縮脂肪注入による豊胸
については、

今年の日本美容外科学会でも話題になっていました。
以前に他院でインプラントによる豊胸手術を受けた方に対して
インプラントを抜去したあと、同時に
濃縮脂肪注入による豊胸
を当院で行いました。
手順を紹介します。
痩せた方でしたが、大腿部、腰背部、腹部から

無菌状態の中、ベイザーリポで吸引した脂肪を
重りを内蔵した特殊なシリンジと遠心分離器による

加重遠心分離法で処理して
CRF(コンデンスリッチファット)=濃縮脂肪を作成します。
それを注射器に移して

注入用の針で
少量づつ

乳腺周囲、大胸筋内とその周囲に注入していきます。
以前は脂肪注入による豊胸あるいは乳房再建は
合併症(生着不良、感染、腫瘤形成、変形、石灰化など)の頻度が高く
学会が禁止したのです
が
近年、
愛護的な脂肪吸引
適切な注入脂肪の処理
幹細胞の添加
注入技術の進歩
注入器具の改善
注入部の適切化(組織の血流改善)など
により、成績が格段に向上してきました。
今後は、さらなる手術手技の開発・改善
で脂肪注入が豊胸・乳房再建の標準術式になっていくと
私は、考えています。
脂肪注入による豊胸術前

術後6ヶ月後

インプラントほど大きな乳房にはなりませんが
仕上がりは、より自然です。

今年の日本美容外科学会でも話題になっていました。
以前に他院でインプラントによる豊胸手術を受けた方に対して
インプラントを抜去したあと、同時に
濃縮脂肪注入による豊胸
を当院で行いました。
手順を紹介します。
痩せた方でしたが、大腿部、腰背部、腹部から

無菌状態の中、ベイザーリポで吸引した脂肪を
重りを内蔵した特殊なシリンジと遠心分離器による

加重遠心分離法で処理して
CRF(コンデンスリッチファット)=濃縮脂肪を作成します。
それを注射器に移して

注入用の針で
少量づつ

乳腺周囲、大胸筋内とその周囲に注入していきます。
以前は脂肪注入による豊胸あるいは乳房再建は
合併症(生着不良、感染、腫瘤形成、変形、石灰化など)の頻度が高く
学会が禁止したのです
が
近年、
愛護的な脂肪吸引
適切な注入脂肪の処理
幹細胞の添加
注入技術の進歩
注入器具の改善
注入部の適切化(組織の血流改善)など
により、成績が格段に向上してきました。
今後は、さらなる手術手技の開発・改善
で脂肪注入が豊胸・乳房再建の標準術式になっていくと
私は、考えています。
脂肪注入による豊胸術前

術後6ヶ月後

インプラントほど大きな乳房にはなりませんが
仕上がりは、より自然です。

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