と言えば
青色母斑
です。
鼻のホクロ
徐々に大きくなって来たとのことで来院
クローズアップ
病理検査で
青色母斑
と判明
確かに、よく見ると
黒に“
青”が混じっている
と言われれば、
否定はできません。
俗に
“
ホクロ”
と呼ばれるものは
メラニン色素を持った細胞集団
からなる病変ですが
青色母斑と非青色母斑
に分ける
考え方があります。
青色母斑（blue nevus）：
表皮内に母斑細胞が胞巣を形成せず，
ほぼすべての母斑細胞の細胞質内にメラニン顆粒があるもの
非青色母斑（non-blue nevus）：
表皮内に胞巣を形成することがあり，
細胞質内にメラニン顆粒を持たない母斑細胞が混在するもの
非青色母斑の主要タイプ
Miescher（ミーシャ）型：
顔面，頭部および頸部に好発
境界明瞭でドーム状に隆起する黒褐色結節
Unna（ウンナ）型：
頭部，頸部，躯幹，四肢近位部に好発
柔らかな隆起性結節で，時に有茎性となり，
表面には凹凸があり，いわゆる桑の実状を呈す
Clark（クラーク）型：
手掌や足底を含む全身のいかなる部位にも出現
扁平な黒褐色斑で，
複合型になると，中央が濃く，
周辺が薄い色素斑となり，若干隆起
Spitz（スピッツ）型：
若年者に好発する稀な病変
60歳以上の高齢者ではきわめて稀
全身のいかなる部位にも出現
紅色あるいは黒褐色結節を形成
台風17号には参りました
急速に発達し
お陰で土曜日は休診
通勤路にある大木も
ご覧の通り
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