Dr. Kenの “ゼロより1” 日記

沖縄県那覇市久茂地 タイムスビル6階にある 形成外科KCの院長、Dr. Kenのブログです。

粉瘤の治療について

 粉瘤(ふんりゅう)とは、

しこりの一種で、

アテロームまたはアテローマとも呼ばれ、

良性のできものの中では

最も頻度が高い

と思います。コレ!



体のどこにでも生ずる可能性がありますが、

特に顔や首、背中や胸、耳まわりなど

上半身に多く発生する傾向があります。


皮膚表面から

やや盛り上がった比較的柔らかい、

丸いしこりとして触れます。



 別名、

類表皮のう腫

とも呼ばれるように、

袋状のしこりで、

その壁は表皮と同じ構造です。虫眼鏡



そのため内部に角質(皮膚表面の垢と同じ)が、

溜まってくるため

徐々に大きくなってきます。ガ-ン



圧迫することで、

悪臭を伴う粘土様の内容物が

出てくることがありますし、

ときに化膿して

大きく腫れて

痛むことがあります。ぐすん



治療は、

外科的にしこり=のう腫を切除する

ことになります。



教科書的には、

しこりの表面の小さなくぼみを含むように

紡錘形に皮膚を切開し、

のう腫を取り除きます。



その場合、しこりの大きさに応じた

長さのキズ跡を残すことになります。


良性のしこりですから、

再発しないようにキチッと取り除き、

なおかつ

できるだけ小さなキズ跡で綺麗に治したい

と考えるのが、

形成外科医として本能的な発想です。



そこで、当院では従来から行われている、いわゆる

くりぬき法

を改良して治療しています。




右頚部の粉瘤。
粉瘤の治療について


しこりの中央の皮膚を2-3mmくりぬきます。

そこから、のう腫壁を含めて内容物を除去していきます。
粉瘤の治療について


術後3ヶ月、キズ跡はほとんど分かりません。
粉瘤の治療について






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