のひとつが
神経線維腫
です。
わずかな盛り上がり
が眉の内上方に見えます。
数年前に気づいたものの、特に痛みやしびれなどの自覚症状はありません。
明らかにしこりを触れますが
境界はあまりはっきりしません。
切除してみると
数珠状に連なる腫瘍が塊を成していました。
予想以上に腫瘍が広範囲におよんでいました
が
肉眼的に神経線維腫の一種であると確信し、
また、悪性である可能性も低いので深追いはしませんでした。
病理検査では
やはり、
神経線維腫(nodular plexiform neurofibroma)でした。
手術中に潔く"撤退”を決断することも
外科医の要件です。