外傷性刺青 2011年09月01日 16:15 カテゴリー │形成外科エピソード とは、交通事故や転倒などで体表面にできた擦り傷が治ったあとに、表面が青黒色となった状態を言います。 受傷時にアスファルトの粉や砂粒が皮膚の中に残ったまま、擦り傷が治ったために生じます。 ですからキズが深くなくても、異物が擦り傷の中に残っていそうなときは最初の治療で丁寧に除く必要があります。 次の写真は顔面をアスファルト道路に擦ってケガしたあと、キズはなおったものの淡青色の外傷性刺青が残ったため来院されました方です。 外傷性刺青にはQスイッチレーザーが有効です。 一回の照射後7ヶ月の状態、外傷性刺青はほとんど消失しています。 タグ :外傷性刺青刺青擦過創Qスイッチレーザーレーザー治療 Tweet 同じカテゴリー(形成外科エピソード)の記事 まぶたの血管腫、切除後16年の経過(2024-04-20 12:36) 頬の日光性角化症、切除後2年の経過(2024-03-31 14:01) 鼻背部の日光性角化症、双葉皮弁で再建後10ヶ月の経過(2024-03-04 17:40) 前額の赤み(紅斑)、実は皮膚がん(2024-02-29 08:53) 耳ケロイド、切除後8ヶ月の経過(2024-01-31 17:55) 鼻のホクロ、実は皮膚がん(2023-12-15 17:55) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧