しこり116 2011年06月04日 23:17 カテゴリー │しこり の中でお尻(仙・尾骨部)に生じるものは、以前にも紹介しました(こちら)。 生まれつきのしこりだと奇形腫と呼ばれる稀な病変のこともあります。その場合、治療前に周辺の骨や腸管(直腸)との位置関係をキチッと評価する必要があります。 次の写真は成人の仙骨部のしこりです。柔らかく境界がはっきりした腫瘤でした。 いつから生じたのか、記憶が定かでなく、先天性のしこりの可能性も否定できませんでした。 CT MRI 何れの検査でも、尾骨に接するのう腫であることがわかりました。また、直腸周囲との交通もありませんでした。 その結果、局所麻酔での手術が可能と判断し、無事摘出できました。 タグ :しこり奇形腫仙骨殿部 Tweet 同じカテゴリー(しこり)の記事 額の脂肪腫、切除後9年の経過(2024-03-18 12:40) 下肢にできた有痛性しこり、その正体は(2024-02-14 13:48) 耳介後面の大きなできもの、その正体は(2024-02-08 14:07) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2024-01-24 23:32) 頬の大きな粉瘤、くり抜き法で治療後4ヶ月の経過(2023-11-29 20:42) 頭部の大きなしこり+禿髪、その原因は(2023-11-20 09:03) コメント(0) ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。 名前: メール: URL: 情報を記憶: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込 画像一覧