2010年07月16日
◆国際学会(4)
では、もう一つまたとない機会が用意されていることがあります。
一般の方は、びっくりされるかも知れませんが、死体が提供されて詳しく解剖することができるのです。これは米国での学会に限られるのかも知れません。また、学会参加費とは別途支払いが必要です。本来の学会の前後に、特別メニュー的に設定されています。
2000年にダラスで、その「特別メニュー」に参加したときは、何とホテルの地下の大広間に40以上のテーブルが並べられ、その上に死体の頭部だけが乗っていました。2名一組で一個の頭部を解剖しましたが、私と一緒の先生は、以前にも参加したことがあるらしく、スタートと同時に手際よく皮膚を剥がしていました。与えられた4時間ではとても、すべてのポイントを確認できません。
手術する上で、解剖の知識は、旅行するときの地図のようなもので、正確な解剖の知識なしで正確な手術はできません。顔面は、神経血管、筋肉はもとより重要な組織が集中した「精密機械」のような構造なので、とても4時間で分解を終えることはできません。それこそお持ち帰りで、何日もかけて復習したいほどです。
一流ホテルの一室で、こういうことができるのは、いかにも合理主義の米国だと思いましたが、さすがに何らかのクレームがあったのか、翌年からは大学に解剖実習の場所が移されました。
44個の頭部が並ぶ様子は、異様というか、ある意味壮観です。

一般の方は、びっくりされるかも知れませんが、死体が提供されて詳しく解剖することができるのです。これは米国での学会に限られるのかも知れません。また、学会参加費とは別途支払いが必要です。本来の学会の前後に、特別メニュー的に設定されています。
2000年にダラスで、その「特別メニュー」に参加したときは、何とホテルの地下の大広間に40以上のテーブルが並べられ、その上に死体の頭部だけが乗っていました。2名一組で一個の頭部を解剖しましたが、私と一緒の先生は、以前にも参加したことがあるらしく、スタートと同時に手際よく皮膚を剥がしていました。与えられた4時間ではとても、すべてのポイントを確認できません。
手術する上で、解剖の知識は、旅行するときの地図のようなもので、正確な解剖の知識なしで正確な手術はできません。顔面は、神経血管、筋肉はもとより重要な組織が集中した「精密機械」のような構造なので、とても4時間で分解を終えることはできません。それこそお持ち帰りで、何日もかけて復習したいほどです。
一流ホテルの一室で、こういうことができるのは、いかにも合理主義の米国だと思いましたが、さすがに何らかのクレームがあったのか、翌年からは大学に解剖実習の場所が移されました。
44個の頭部が並ぶ様子は、異様というか、ある意味壮観です。

Posted by Dr.Ken at 20:00│Comments(0)
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