医療法人こころ満足会 形成外科KC

2012年05月19日

◆女性化乳房

とは、男性の乳房が女性の様に発育、肥大した状態を指します。

頻度的には、原因不明の特発性乳腺肥大がもっとも多いと言われています。

思春期の男性に多いため、悩みは深いものがあります。ぐすん

当院では超音波検査で乳腺組織と脂肪の量的評価を行い、治療法を決めています。

全体的に脂肪の厚みがある場合は脂肪吸引、乳腺組織の肥大が目立つ場合は切除術です。両者を併用することもあります。

高校生、治療前


脂肪吸引後1ヶ月
  

2012年05月18日

◆French fries(フレンチフライ)

と、患者さん(米国人のIさん)が発した一言。



私はピンときませんでした。

診察についたZ看護師は、「フライドポテトのことですよね。」

とすぐに分かったようです。

そこで、フライドポテトが、なぜフレンチフライ(French fries)と呼ばれるのか、尋ねました。

Iさん「昔、ポテト好きのフランスの王様のために、料理人が細かく切ったジャガイモを油で揚げたことに端を発しているので、そう呼ばれてます。」

なるほど、とその時は納得しましたが、その後のネット検索結果です。

1.フライドポテトをフレンチフライ(French fries)と呼ぶのは主に米国であり、国によって呼び方が異なる(詳しくはこちら)。

2.(説1)フレンチポテトとはフレンチ(french)=拍子木の形に切るという意味で、正確にはフレンチ・フライド・ポテト=拍子木の形に切ったポテトを油で揚げたものという意味(詳しくはこちら)。

3.(説2)17世紀に北フランス地方、今のベルギーでポテトを油で揚げる料理法の記録がある。20世紀になってフレンチフライ(French fries)ということばがポテトをしっかり油で揚げる料理法を指すようになった(詳しくはこちら)。

結局のところ定説ははっきりしません。
ただ、言葉はしっかり定着しています。

ちなみに代表的ファーストフード店の呼び名は以下の通りです。

                        


                        



暇だね・・・と、どこかから聞こえたベー  

Posted by Dr.Ken at 19:07Comments(0)実践英語KC編

2012年05月15日

◆2012年米国美容外科学会(番外編)

会場のすぐそばに、水上飛行機の駐機場、というより艀があり頻繁に離発着を繰り返していました。



ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアは、バンクーバー島にあるため、同州第一の都市バンクーバーからは海を隔ててかなり距離があります(直線距離にして約100km)。

地図参照


そのため、水上飛行機が通勤バスのように利用されているようです。びっくり!

水上飛行機からの眺め
  

Posted by Dr.Ken at 23:58Comments(0)美容外科学会

2012年05月13日

◆指のケガ

は、形成外科外来や救急室で治療することが多い外傷です。

電動のこぎりなどの刃物による大きなキズは、見た目も重傷でさらに神経、血管、腱損傷の合併を見逃さずに治療する必要があります。

ただ稀なケガですありますが、見た目が軽傷でも治療のタイミングを逸すると、とても重篤な状態になる場合があります。

若い男性が塗装作業中にケガをして来院されました。

見ると指先に小さな刺し傷のような跡があり若干腫れています。
最初は症状がなかったものの徐々に痛みが出てきたために受診されたのです。

このような高圧注入ガンを使っていたようです。


ケガの原因から「高圧注入損傷」を考え、すぐに手術しました。
指腹をジグザグに大きく切開して、指に注入された塗料やオイルなどをできるだけ除去しました。
治療が遅れるとこれらの化学物質が指の組織を壊死(えし=腐る)させ、最悪の場合には指を切断することもあります。

手指の外傷では要注意のケガです。
  

2012年05月12日

◆2012年米国美容外科学会6

では、数多くのセッションが複数の部屋で並行して進行しているため、とてもすべてを見ることはできません。

そのためセッションごとに撮影されたものをDVDとして購入することができます。
ただ、あれもこれもと注文しているとびっくりする金額になります。

そこで今学会からオンラインを利用した新たな選択肢ができました。
料金199ドルを学会期間中に支払うと終了後から1年間に渡り好きなときに好きなだけ見られるのです。
とてもリーズナブルで、私も申し込みました。

さて、学会の合間にバンクーバー近郊の人気スポット「ブッチャートガーデン」に行ってきました。

入り口の看板


元々採石場であったところに花壇をつくったことが始まりのようです。


一番の売りであるバラは残念ながらまだ早かったようですが、20種類以上のチューリップが満開で圧巻でした。






  

Posted by Dr.Ken at 01:27Comments(0)美容外科学会

2012年05月10日

◆2012年米国美容外科学会5

に参加した時の楽しみのひとつは、開催場所の景勝地を訪ねることです。

バンクーバーで最も広い公園、スタンレーパークから見える夕陽がとてもきれいでした。GOOD

イングリッシュ湾越しに西バンクーバーの山並みに沈む太陽です。

暗青色の空から漆黒の海にかけてのグラデーションが美しいキラキラ 

癒やされますねおすまし

  

Posted by Dr.Ken at 19:06Comments(0)美容外科学会

2012年05月09日

◆2012年米国美容外科学会4

の中では、有料で受講する数多くのレクチャーがあります。

レクチャーの中味は多岐にわたり、その道のまさに名人から直接、指導を受けることができます。

参加人数が限られるため、手術の詳細を聞くことができ自由に質問することもできます。

ところで北米では高度肥満者に対して減量目的の手術がごく普通に行われています(以前のブログ、こちらを参照下さい)。そして例えば体重200kg以上の方が60kgになったあとの変形、つまり有り余った皮膚の醜形を治療するのは並大抵ではありません。

今回、私が受講したものは、その大量減量後の体型改善手術です。

Dr. H と、その方の弟子Dr. Mのレクチャーを4時間に渡って聞きました。
学会最終日で、皆さんお疲れのようで最後は3名の受講者のみでしたが、実に刺激的で印象に残る内容でした。

特にDr. Mが、まさに「本物」「超一流」の形成外科医であることが一瞬にして分かるほど衝撃的でした。

手術の一例

左が手術前、右が6回手術後
AMAZING!びっくり!


最後は一緒に話をしながら会場をあとにしました。
彼と話をできただけでも今学会に参加した価値がありました。ニコニコ
  

Posted by Dr.Ken at 15:47Comments(0)美容外科学会

2012年05月08日

◆2012年米国美容外科学会3

の楽しみのひとつは、学会場内での情報収集はもちろんですが、場外でのメーカー主催の勉強会も有意義です。

今回もアラガン社主催のディナー付き講演会がありました。
会場の様子

同社は豊胸用インプラント製造では世界で有数の企業です。

講演は、その道のベテランの先生たちによるお話です。

テーマは「乳房固定(乳房つり上げ)を併用した豊胸」についてでした。
写真を見れば演者の実力は一目瞭然です。
私も実際に行うことが少なくない術式のため、とても有意義なひとときでした。


ちなみに食事そのものは・・・でした。ガ-ン  

Posted by Dr.Ken at 19:26Comments(2)美容外科学会

2012年05月07日

◆2012年米国美容外科学会2

の開催地はカナダ、バンクーバーで米国、シアトル経由で入国しました。

シアトルからはアラスカ航空を利用しました。


バンクーバー国際空港はすごい混雑で入国審査になんと1時間もかかりました。


バンクーバーは海と山の大自然に溢れた街です。


学会場も海辺の大きなコンベンションセンターです。



学会の内容はまた今度。  

Posted by Dr.Ken at 10:24Comments(0)美容外科学会

2012年05月05日

◆2012年米国美容外科学会1

に行ってきます。

今年はカナダのバンクーバーで開催されます。

バンクーバーは初めてです。
デルタ航空でシアトル経由になります。

また、現地報告します。
  

Posted by Dr.Ken at 15:20Comments(0)美容外科学会

2012年05月04日

◆しこり158

の中で、粉瘤のくり抜き法による手術は何度も紹介してきました(こちら)。

開業後、粉瘤だけでも500名を超える方を治療してきました。

その経験から最も治療しやすい部位が首から顔面にかけての粉瘤であると感じています。
理由ははっきりわかりませんが、内容物が注射器の吸引で容易に除去できて、嚢腫壁(粉瘤の袋)が周囲から剥がしやすいからです。

比較的大きなあごの粉瘤です。


くり抜き法で治療後9日目の状態です。

まだ、小さなかさぶたが残っていますが、最終的にきずあとはほとんどわからないでしょう。


手術後の質問で多いのは再発の可能性についてです。
粉瘤では、ほとんどのしこりで袋が外部に通じるヘソに相当する小さな穴があります。
そのヘソを含めて袋が確実に切り取れたか否かは手術中にわかります。
その時はもちろん「この部分での再発はありません」と断言できます。

しかし、感染をおこして袋が破れている場合は完全に取り切れたと判断するのは困難です。
ですから一旦、治ったように見えても数ヶ月後に小さなしこりを触れた時は、早めに受診するよう説明しています。

付録:世界一高いタワー「東京スカイツリー」634mの開業も間近ですが、
世界一高いビルはこちら

ドバイの「Burj Khalifa」828mです。

  

Posted by Dr.Ken at 23:19Comments(0)しこり

2012年05月03日

◆看護麻酔師

とは、麻酔科医の監督のもと麻酔を行う看護師のことです。

米国では150年の歴史がある職業で、看護師が麻酔専用の訓練を受けて得られる資格で、正確にはCertified Registered Nurse Anesthetist (CRNA;看護麻酔師)と呼ばれています(くわしくはこちら)。

残念ながら、日本には未だこのような資格制度はありません。

先日、静脈麻酔を始めようとしたところ患者のNさんが、薬は何を使うか、気道(エアーウェイ)はどのように確保するのか、詳しい返事を求めてきました。

そこで具体的に静脈麻酔の中身(ミダゾラム、ケタミン、プロポフォール)と、気道の確保に特別な器具は使用しないことを伝えました。

(当院で行っている静脈麻酔については以前のブログをご覧下さい 

翌日、Nさんの職業を聞いたところ前述の「看護麻酔師」だと教えてくれました。

なるほど、それであのような質問があったわけですね。

処置のあとに、自分が受けた麻酔の感想を教えてくれました。

予想していたより、ずっと心地良かった」と。

現役「看護麻酔師」からの言葉に、改めて試行錯誤の末にたどり着いた麻酔法の良さを実感しました。GOODニコニコ









  

Posted by Dr.Ken at 21:19Comments(0)院内のできごと

2012年05月02日

◆邦子先生

が、KCに加わりました。

手術中にパチリ


邦子先生は、医学生の頃に柔道大会(東医体)で優勝歴があります。
タフでやる気満々の先生ですが・・・医師になってからはトレーニング機会も少なく、若干、廃用性萎縮気味(笑)のようです。

形成・美容外科は、技術、センスを要する分野ですが、外科医としての体力・忍耐力はなにより大切です。

「KC道場」ですべての要素を磨いていってもらいたいです。

  

Posted by Dr.Ken at 11:31Comments(0)院内のできごと

2012年04月30日

◆花、華、はな、ハナ

・・・・・・・・・・・

15種類以上の花々が咲いていました。

久々に実家に帰り、庭先を回って見つけました。

花屋さんにあるような派手さはありませんが、眺めているとそれぞれ個性的で魅力的です。

ご覧下さい。













  

Posted by Dr.Ken at 21:48Comments(0)Kenのつぶやき

2012年04月29日

◆しこり157

の中でケロイドについては以前に度々紹介しました(こちら)。

先日、耳の再発ケロイドを治療した方が4年ぶりに、別件で来院しました。


治療前


治療後4年


当院の耳ケロイドに対する治療方針は次の通りです。
1.しこりが小さい場合はステロイド剤の局所注射、抗アレルギー薬のトラニラストの内服(3〜6ヶ月)。
2.しこりが大きく注射などの保存的治療で良い結果が望めない場合は、外科的切除、術後電子線照射、抗アレルギー薬のトラニラストの内服(3〜6ヶ月)、テーピング。
3.術後の電子線照射は、原則として再発ケロイドに施行、県立医療センターの放射線科と連携。


  

Posted by Dr.Ken at 10:45Comments(0)しこり

2012年04月27日

◆「糸の力」

とは何でしょうか。

ピンときた方は、その道のかなりの通でしょうね。

どの道?

これです。

「糸の力」とは納豆のブランド名のようです。


新任のK医師は納豆と豆腐に夢中らしく、同じく納豆好きのZ看護師と手術中「納豆談義」に花を咲かせていました。

毎日食べても飽きないこと、うどんに混ぜたり、パンにのっけて食べると美味しい、などなど・・・。

彼女たちの話は尽きませんでした、私は疎外感を覚えながらメスを握っていました。

なぜなら、私は豆腐は大好きですが、納豆が嫌いだからです。

ヌルッとした食感が・・・なのです。

ただ「糸の力」のネーミングには興味がありました。

製造会社のホームページでは次のように紹介されていました(詳しくはこちら)。


納豆をかき混ぜたときにでる糸、つまり、粘り。
ここには、美味しさの素であるアミノ酸が豊富に含まれています。
粘りだけ食べると味はあまり感じないように思えますが、仮に粘りを取り除いた納豆を食べると、美味しさが半減したように感じる方が多いはずです。
実は、この特有の粘りが豆の表面を覆うことで、美味しさを包み込んでいるのです。
粘りがあるからこそ、納豆の美味しさは最大限に引き出される、といっても過言ではありません。たかが粘り、されど粘りです。
それくらい粘りは納豆の味にとって重要な役割を担っています。
「糸の力=美味しさの力」なのです。
また「糸の力」の粘りにはもうひとつの特徴があります。
そもそも納豆の粘りには、納豆菌だけが作り出せるナットウキナーゼという酵素が豊富に含まれているのですが、この「糸の力」の発酵にはナットウキナーゼを通常より多く作り出す納豆菌(高生産菌)が使用されています。
「糸の力=ナットウキナーゼの力」なのです。
力強い粘りだけでなく、旨みを逃がさない粘りの力と、豊富に含まれるナットウキナーゼの力。そのすべてが「糸の力」という名前に込められているのです。



なるほど、でも私は死ぬまで納豆は食べないでしょう。ガ-ン  

Posted by Dr.Ken at 23:53Comments(0)院内のできごと

2012年04月25日

◆しこり156

を数多く診ていると、これは普通じゃないと直感することがあります。

女児の頭頂部のしこりです。

写真では分かりませんが、とても硬いピンポン球大のしこりを触れました。

まず、すぐにできる検査として単純X線撮影を行いました。

すると、何と頭蓋骨がしこりの部位に一致して融解していました。びっくり!

年齢、部位、単純X線の結果から特殊な腫瘍であると判断し小児科に紹介しました。

その結果、ランゲルハンス細胞組織球症(くわしくはこちら)と判明し小児血液腫瘍科専門医のもとで治療されました。


  

Posted by Dr.Ken at 23:19Comments(0)しこり

2012年04月23日

◆ロイヤル・オペラ・ハウス

はロンドンにある歌劇場で、その住所から単に「コヴェント・ガーデン」と呼ばれることもあります。

かの有名な「ロイヤル・バレエ団」の本拠地でもあります。

同劇場の天井も豪華でした。



1990年代に改修されただけあって斬新かつ洗練されています。


昨日紹介したパリ・オペラ座とは天井だけみても趣が違うのはおわかりいただけると思います。

そして、そこで踊るバレエ団も趣を異にしていますが、長い歴史に裏付けられた「本物」であることは間違いありません。

付録:
ロイヤル・オペラ・ハウス の正面


ロイヤル・オペラ・ハウス の隣りにあるバレリーナの銅像
  

Posted by Dr.Ken at 23:52Comments(0)Kenのつぶやき

2012年04月22日

◆パリ・オペラ座

の天井画は、見る者を圧倒する美しさでした。

これまで訪れた名所・旧跡の中でも、最も強く印象に残っています。

パリ・オペラ座は1875年に完成した劇場で、その天井画はシャガール作で「夢の花束」と呼ばれています。

これです。天井画全体を4分割して撮影しました。




余りに大きすぎて一画面では撮影できなかったのです。


きれいですよね。キラキラ GOOD

  

Posted by Dr.Ken at 22:55Comments(0)Kenのつぶやき

2012年04月20日

◆しこり155

の肉眼診断では腫れたリンパ節だとは思っても、その原因は病理組織検査にゆだねることになります。

そして、なるほどこういう疾患もあったと、はっとすることもあります。

頚部の皮下やや深い部分にあるしこりです。

自発痛はなく、圧しても痛みの訴えはありませんでした。

病理検査のレポートです。

難しいことが書いてありますが、「トキソプラスマ症」を強く疑うとのことです。
(トキソプラスマ症の詳細はこちら


トキソプラスマに感染しても、妊娠中の方、免疫が低下している方を除き、特に心配はいりません。
  

Posted by Dr.Ken at 23:49Comments(0)しこり

2012年04月19日

◆那覇市役所新築現場定点観察26

ほぼ6週間ぶりの更新です。

すでに8階部分に入っています。



通勤途中に見るもうひとつの大きな工事は「沖縄タイムス社」の新築現場です。

鉄骨構造のために伸びるのが速い!びっくり!
  

2012年04月17日

◆ニキビ跡

の治療は最新の美容外科技術、医療機器をもってしても難しいものです。

それでも最新鋭のフラクセルレーザーあるいはRFフラクセルなどの出現で、ニキビ跡がかなり改善できるようになったのも事実です。

とは言っても、深くえぐれたニキビ跡が無数に広がる肌は、特に治療が困難です。

先日も、他院でフラクセルレーザーの治療を受けた方が来院されました。

ご本人は思ったような改善が見られなかったと話していました。

そこで、以前にも紹介したRestylane Vidal(レスチレンヴィダール)と呼ばれるヒアルロン酸注射製剤を使ってみることにしました。

治療前


月に1回注射を3ヶ月間行ったあと、さらに3ヶ月待って撮った写真です。


治療前


3回注射後3ヶ月

明らかに改善しており、外からの評価以上にご本人は満足されていました。
今後も6ヶ月に一度の定期的注入がのぞまれます。






  

2012年04月15日

◆「麻酔はしないんですか」



痛みで顔をゆがめながら患者さんに尋ねられました。ぐすん

顔面のしこりを切り取るために局所麻酔を行っているときです。

一瞬、言葉を失いました。キョロキョロ

余りの痛さに、麻酔もせずに切っていると思ったのでしょうか。

確かに局所麻酔の注射は痛いですが、少しでも痛みをやわらげるよう努力はしています(こちらをご覧下さい)。

針を細くしたり、ゆっくり注射したり、温めて使ったり・・・、それでも痛いです。ゼロにはなりません。ガ-ン

注射が痛くないように、その前に行う麻酔の注射があればいいですが、その注射も痛いですよね。

皮膚を切らないような処置、例えば脱毛レーザー、ほくろやシミのレーザー治療では自家製の麻酔クリームも使用します。塗って1時間ほどで効いてきます。しかし、メスを入れる処置にはまだ使えません。ダウン

完全に痛みのない局所麻酔ができれば、大きな大きな朗報です。GOOD




  

Posted by Dr.Ken at 12:00Comments(0)院内のできごと

2012年04月14日

◆しこり154

シリーズがネット上で浸透しつつあることを実感させるエピソードを紹介します。

新患のXさんは車で1時間以上もかけて来院されました。問診票の来院のきっかけを記入する欄には、最近とみに多くなった「インターネット」にチェックが付いています。

訴えは額のしこりでしたが、経緯を聞くと今朝、本ブログの「しこり153(こちら)」を見て、決意して来られたのです。

数年前から気づいていたものの、痛くもかゆくもないので病院に行くのを躊躇していたのです。

「しこり153(こちら)」は、数年間の躊躇と1時間以上のドライブを越えて、KCに向かわせる決意をさせるほどインパクトがあったと理解しました(手前味噌ながら)。ベー

取り除いたしこりは、「しこり153」の3分の1にも満たないものでしたが、安堵したXさんの表情を見て、これからも頑張ってしこりシリーズを続けていこうと思いました。パンチ!

  

Posted by Dr.Ken at 23:27Comments(0)しこり

2012年04月13日

◆日本形成外科学会総会

での発表も無事終了しました。

今回の演題は「腹壁形成術、当院での工夫」でした(腹壁形成術=タミータックについてはこちら)。

2008年12月から2012年2月までに、当院で行った腹壁形成術の54例についてまとめ、手術の工夫について報告しました。

美容外科の本場、米国では腹壁形成術は比較的ポピュラーな手術ですが、日本ではそれほど多くないと思います。と言うのは、私が形成外科医となって以来、参加してきた日本国内の学会で「腹壁形成術」についての報告はほとんど見たことがないからです。

そのためか発表後も聴衆から質問はなくがっかりしました。
それでも座長やほかの知人からは結果についてお褒めの言葉があり嬉しくなりました。

ところで、日本形成外科学会総会では例年、海外から招待講演者が来ます。
今回は米国から脂肪注入による乳房再建、豊胸手術の第一人者Dr. Khouriが来日されました。

1時間にわたり分かりやすくスピーディーに最先端の脂肪注入による手術例を報告してくれました。
実は昨年の5月に、ボストンで開催された米国美容外科学会でも同医師の講演を聴きました。とても印象に残る内容で、質疑応答に至るまで鮮明に覚えています(詳しくはこちら)。

昨晩、学会主催の懇親会でDr. Khouriと話す機会がありました。
ボストンでの彼のコメント(以下参照)が、とても印象に残っていると話すと、とても嬉しそうに笑っていました。シーサーメス

「農夫は種を蒔いたあとになぜ芽が出て、成長し、稔りの時を迎えるのか、その理由が分からなくても、より多くの収穫ができるように良い種を選んだり土地を耕したり肥料をやったりすることを知っている。同じように、私は、注入した脂肪がより高率に生着するように、使う脂肪を痛めないようにしたり注入部位の血流や状態を前もって良くする処置をして維持しているだけだ。」


今年の米国美容外科学会はカナダのバンクーバーで開催されますが、彼とそこでの再会を約束して分かれました。ニコニコ



  

2012年04月12日

◆富士山

を地上から初めて見ました。

昨日から日本形成外科学会に参加しています。

昨晩、東京に着いたときは大雨でしたが、今朝は快晴でした。

ホテルの窓からみた東京です。


その遠方にきれいな白い富士山が見えます。

その姿も昼にはモヤで見えなくなっていました。

昨日の強風を耐えた桜の花も見ることができました。

来て良かったーニコニコGOOD

  

Posted by Dr.Ken at 22:52Comments(0)Kenのつぶやき

2012年04月11日

◆?

と思わず立ち止まりました。

通勤途中毎日見ている久茂地川です。

何が「?」か、わかりますか。


黒い久茂地川に真っ白な鳥を見つけました。

ネットで調べると大鷺(ダイサギ)のように見えますが・・・。

久茂地川に不釣り合いなほど真っ白だったので思わずシャッターを切りました。ニコニコ

その隣にいたこの鳥

名前をご存じの方は教えてください。
  

Posted by Dr.Ken at 18:04Comments(1)通勤風景

2012年04月09日

◆「一石二鳥

を英語では何と表現するんだっけ?」



眉間のシワにヒアルロン酸注射をしつつ看護師に尋ねました。

「?」

「たしかtwo birds with one stoneだったような気がする」


一石二鳥を英語で言いたかったのは、お客さんが米国人のJさんだったからです。

ボトックス注射だけでは治らない深い眉間のシワを気にして来院されました。

ヒアルロン酸の入った注射1本を購入してもらいましたが、残ったヒアルロン酸の使い道を問われ法令線にも注射することを提案しました。

改善した眉間のシワと法令線を鏡で見ながら、とてもうれしそうな顔をされました。

そこで「two birds with one stone.

と話しかけると

not two, three

と言ってさらに笑顔になりました。ニコニコ

たしかに法令線は2本だから「一石三鳥」ひよこですね。

納得。チョキ

ちなみに一石二鳥の英語表現は正確には

“killing two birds with one stone”

です。
  

Posted by Dr.Ken at 12:02Comments(0)実践英語KC編

2012年04月08日

◆しこり153

の中で、額によくできるもののひとつが脂肪腫であることは以前にも紹介しました(こちら)。

額の大きなしこりです。


痛みも違和感も全くありませんが、さすがにここまで大きくなったので意を決して来院されたようです。

以前にも紹介した小さな皮膚切開(こちら)で頑張って切除しました。


切り取った脂肪腫


術後1ヶ月

傷跡はわかりますがこれからさらに目立たなくなっていくでしょう。


  

Posted by Dr.Ken at 12:59Comments(0)しこり

2012年04月07日

◆4年越しの明かり

と言うと、山奥の村にやっと電線が繋がったかのような響きですが

Oさんが眼瞼下垂の手術後に発した言葉です。

その方は、私が2008年に沖縄タイムス社のコラム「命ぐすい・耳ぐすい」に投稿した眼瞼下垂についての記事(こちら)を読んで、ずっと当院を受診したかったとのことでした。

ところが、記事内の情報はクリニック名と私の名前だけで、連絡先の電話番号や住所などは載っていません。県医師会がスポンサーですので、クリニックのコマーシャルとなるような情報を載せることはできないのです。

新聞を切り抜いてずっと保管していて、いつか行ってみたいと思いながらほぼ4年が経過したとのことでした。

最近、たまたま当院近くを通りかかった娘さんがクリニックビル外壁にある大看板を見つけて、父親に場所を連絡したのです。

そして、ついに、4年越しで当院を受診されました。

Oさんは典型的な眼瞼下垂で、さらにまぶたの皮膚の緩みも伴い、両目の外側半分の視野が大きく狭まっていました。

そして、眼瞼下垂症手術と皮膚の緩みを除去する手術を行いました。

手術直後に、目の開き具合を座位で確認した際に、視野が改善した喜びを表すために「4年越しの明かり」のフレーズが出てきたわけです。

その言葉に本人しかわからない辛さと、それが解決した喜びが溢れていました。

Oさん、良かったですね。ニコニコ

ちなみにクリニックビル外壁の看板とはこれです。




  

Posted by Dr.Ken at 23:18Comments(0)院内のできごと